SNS叩きというやつ
インターネットの進化のせいなのか、SNSはパソコン通信、ネット掲示板、メール、などなど、これまでのツールに比べて遥かに遠い人と人を身近に結びつけられるようになった。
例えば芸能人なんて、私たちが直接交流する事ができなかった人たち。つまり生身の人間が事務所の作ったキャラクターを着て商売をしている人たちなので、これまでは固くベールに閉ざされて本人やその本質に触れる機会などなかったのだ。
そもそもSNSは友人、家族、知人なんかとやりとりをすることがコンセプトに設計されているものが多い。通常通りに生きていたら、敬語で接する人や話したこともないような立場も環境も違う人が頻繁に触れ合う機会を与えている。
それ自体はコミュニケーションを広げたり、社会の成熟に役立つだろう。
しかし、一つ致命的なのは相手が見えないということだ。Twitterはもちろん、引っかかりやすいのはInstagram。目の前の写真には相手がいるのだから。でも実際の相手とは違う。
あんたそれ本人前にして言ってたら品位を疑うよって言うようなびっくりするような内容がフツーに書き込まれている。
LINEで送れないようなことを書くなよ…とびっくりする。
それで訴えられて、驚いている方にびっくりする。どこまで許されるのか理解できないということに…。
書き込む前に想像してみて欲しい。「自分の家の壁」に「あなたが書こうとしている」ことが書かれたら「どうなるのか」。
本人が見てるんだから本人に面と向かって言えないようなこと書くなと思う。